団体職員の魅力やデメリットは?12年勤めた筆者が実体験をもとに解説!

私はA法人(約5年)とB法人(約7年)の2つの団体で
合わせて12年くらい働いていました。

いわゆる団体職員というところです。

公務員とかはイメージしやすいですが、
団体職員といってもわかりにくい部分が
あるかもしれません、

そこで団体職員について詳しく見ていきましょう

目次

団体職員の魅力は?

1番目は職場環境がいいことです。

民間企業の社員は利益を生み出すことを
目的に雇用されています。

つまり所属している企業に利益をもたらすことが
必然となります。

団体職員は非営利団体で働いている人のことを
一般的にいいます。

そのために利益を追求しないので、
契約数や数字目標の達成度で
評価されることはありません。

つまり、団体職員には民間企業の会社員のような
数字目標などはありません。

営業での新規開拓や数字目標もなく、
自分の仕事に集中できる環境にあります。

7年勤めたB法人は
職員のほとんどが転職組でした。

やはり民間企業の出身の方もいて、
営業職でやはり数字等に追われる生活があり、
体調を崩したりしたという話も聞きました。

それに比べて団体職員は数字のプレッシャーがなく、
日々の業務に集中してでき、
やりがいがあると話していました。

つまり、一般企業のように
目標とする数字の達成率で評価されることは
団体職員にはないのです。

こういった職場環境が団体職員の一番のメリット
ともいえるでしょう。

2番目は有休休暇のとりやすさです。

A法人、B法人ともに
土日休みの完全週休2日制でした。

同じ部署内で調整し、
有給休暇を申請すれば
だいたい取れました。

上司も有給休暇を申請していている場合があり、
部下である私どもも
比較的とりやすい環境にありました。

過去に私の父親の入院・手術があったので、
有給で休みを取った時は
本当に助かりましたし、
上司や同じ部署の人間に感謝しかなかったです。

3番目は時間的余裕です。

これは部署にもよりますが、
突発的なことや繁忙期もあり、
残業することもありますが、
それほど多くはありません。

基本的に業務時間内で仕事を終わり、
定時で帰れるイメージですね。

自分の時間を大切にしたいと考えている人には
いいかもしれませんね。

4番目はライバル会社や競合他社がいないということです。

これは一般企業だと必ず同業他社との競合があり、
商品開発や価格競争等で負けてしまうと
業績に影響が出てきてしまいます。

また、新規参入の企業もあったりと
常にライバル企業の動向等にも
目を向けていなければなりません。

つまり新たに参入してくる企業もなく、
ライバル会社の動向など気にすることなく、
団体職員は仕事ができる環境にあることです。

5番目は転勤がないことです。

私が勤務していたA法人、B法人ともに転勤がないために、
同じ職場でずっと働くことになります。

私の友人もある民間企業に勤務していますが、
国内で何回か転勤しています。

ただ、最近はリモート勤務の形態が増えているようで、
自宅勤務で会社に出勤するのは
週1~2回という話も聞いたことがあります。

転勤したくないという方は
団体職員を検討してもいいと思います。

デメリットは?

1つ目は年功序列ということでしょうか?

前述したように営業職のような数字目標もないために、
仕事を多くして結果を出しても多少査定に影響はあるでしょうが、
基本的には年功序列となる場合が多いです。

仕事重視で頑張って出世したいと考えている方には
少し物足りないかもしれません。

2つ目は役員などの上層部が官僚出身者で
占められているという場合があることです。

A法人ではこのようなことなかったのですが、
B法人では上層部は中央官庁の官僚出身者の方が
占めていました。

役員の任期が終わると、
また新たに官僚出身者の方が来て
役員になるという流れでした。

そしてB法人の役員の任期が終わった役員の方は
また別の会社に行くということのようでした。

これは業界特有のことであり、
ある程度の決まり事みたいなものですね。

よってB法人では頑張っても出世に限度がありました。

これはどうにもならないことでありますが、
ただ、A法人では役員に官僚出身者がいないために、
プロパーの職員が役員になっていますね。

3つ目は社風や人間関係です。

これはどこの職場でもあることですが、
特に団体職員は基本的に転勤がなく、
同じ職場で継続的に働いており、
異動などはありますが、
同じ人間がずっとそこで
働いていることになります。

転勤があれば、何年か勤めれば別の場所に勤務することもあり、
新たな人間関係の中で仕事をしていくことになrます。

ただ、転勤がないということは社風や人間関係等で
やはり合う人もいれば、
合わない人もでてくくるかもしれません。

比較的規模が大きい団体であれば、
人数も多いので、
それほど人間関係等では
悩まないと思われます。

2つの団体の話をしましたが、
これがすべての団体に必ずしも当てはまる
ということではありません。

ただ、1つの例としてこれから皆様の
参考にしていただければと思っております。

比較的時間にも余裕ができるので、
仕事や趣味などのプライベートも
充実させたいという方には
おすすめできるかと思います。

ただ、仕事重視で出世したいとか
高収入・高待遇を考えている方には
あまりおすすめはできないですね。

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