一般社団法人(団体職員)の仕事とは?5年勤めた筆者が徹底解説!

私は一般社団法人と認可法人の2つの団体で
合わせて12年くらい働いていました。

いわゆる団体職員というところです。

公務員とかはイメージしやすいですが、
団体職員といってもあまりピンと来ないかもしれません。

そこで団体職員について詳しく見ていきましょう!

目次

団体職員とは?

基本的に非営利組織で働いている人のこといい、
法的根拠も特になく、
明確な定義も存在していないようです。

つまり営利を追求しない法人や協会等に勤務する人が
いわゆる団体職員と一般的に言われていると思われます。

具体的には財団法人、一般社団法人等があげられ、
私が最初に勤務したところも一般社団法人でした。

団体職員になるには?

私の場合は新卒で入ったのですが、
大学の就職課の紹介でした。

また、大学のゼミの教授の紹介などで
入社した人もいました。

その後、転職サイトでの中途採用の募集を
したこともあったようです。

私はたまたま新卒で入りましたが、
一般企業や公務員のように4月入社と決まっているわけではなく、
欠員が出たら、採用するという方針のようですので、
比較的求人は少ないです。

こまめに転職サイト等をチェックしていれば、
募集があるかもしれません。

団体職員にむいている人とは?

コミュニケーション能力が高い人
有利かもしれません。

特に最初に勤務した一般社団法人は部署にもよりますが、
会員企業の方との勉強会等を行っていました。

そのために様々な会員企業の方と話をする機会も多く、
そこでうまくコミュニケーションを取れれば、
会員企業の方とも距離をうまく縮めることもできます。

また、勉強会等の終了後は懇親会(飲み会)等もあったので、
お酒が好きな方はいいかもしれませんね。

仕事内容は?

主に会員企業のために役立つ情報を提供するということや
会員企業が一つにまとまれば、
スケールメリットがあり、
それを生かしていくといこうとするのが
一般社団法人の役割でした。

一般企業にもある総務・経理の他、
広報や業務関連の部署がありました。

業務関連の部署がメインであり、
そこが中心となっていましたね。

休日や有休休暇は?

完全週休2日制で夏休みもありますし、
年末年始等も休みはあります。

同じ部署の人間と調整すれば、
有給休暇等も比較的とれる職場ではありました。

有給休暇が取りにくい職場のことも聞いていたので、
その点についてはいいと思いました。

団体職員の今後は?

私が勤務していた一般社団法人の主な収入源は
会員企業の会費等でした。

しかし、時代の流れとともに会員企業が減り、
私が入社した当時と比べるとかなり減ったようです。

会員企業が減ると、会費収入が減ると
いうことになります。

そのために、事業規模の縮小、ボーナス等の削減、
希望退職の募集等のリストラ策が
行われているのではと推測されます。

そして新卒採用、中途採用等の職員の新規採用等も
ストップしているとも見られます。

一般社団法人自体はなくなることはありませんが、
職員も減り、規模を縮小等しての存続という状況が
今後も続くと思われます。

よって一般社団法人等に就職希望の方は
会員企業数がどうなっているのか
ホームページでチェックしてみればいいと思います。

また、ホームページには「採用情報」がある場合もありますので、
そこを見れば、現在の採用状況がわかりますね。

この時代ですので、
会員企業が減っているところもあると思いますが、
ただ、規模が大きい団体もあるので、
そういったところは安定していると思われます。

私が規模の比較的大きいある団体のホームページを見たところ、
新卒者は募集していましたが、
中途採用については募集していませんでした。

よって規模の大きな団体は今後も比較的安定していきますが、
会員企業が減っている団体は厳しい状況が続くという
二極化現象が起きていると見られます。

団体職員を就職先として考えている方は
比較的規模の大きい団体を
狙った方がいいかと思います。

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